髪に良い食べ物で女性の髪を健やかに
髪の健康は、日々の食生活からも影響を受けます。
髪に良い食べ物を摂取して、女性の髪をいつまでも健やかに保ちたいですね。
そのためには、1日30品目を目標に、いろいろな食品をバランスよく食べることが大切です。
ダイエットで栄養が偏ると、髪の成長に悪影響を及ぼしますので、無理なダイエットは禁物です。
ダイエットなどで食事制限をしていると、必要な栄養を十分に摂ることができなくなります。
そればかりか、貧血になったりする可能性もあります。
髪の成長に悪影響を及ぼしますから、極端なダイエットは避けましょう。
過度なダイエットを行うと、毛根も栄養失調になり、成長期の毛の状態が維持できなくなり、抜け毛が起こってしまいます。
ダイエットで抜け毛が増えてしまう恐れがありますので注意しましょう。
髪に良いたんぱく質を摂る
髪に良い食べ物の代表格が、たんぱく質を含む食べ物です。
- 魚類
- 肉類
- たまご
- 大豆
髪の基本成分はケラチンですが、そのケラチンの基になるのはたんぱく質です。
髪の材料ともいえるたんぱく質を十分に摂るように心がけましょう。
たんぱく質が欠乏すると、髪が細くなってしまいます。
髪に良いミネラルも欠かせない
髪を健やかに保つには、髪の毛の基本成分ケラチンの合成に必要なミネラルの摂取も欠かせません。
これらのミネラルが不足すると、ケラチンの合成がうまくいきません。
ケラチンの合成に欠かせないミネラルを積極的に摂取した方が良いでしょう。
たんぱく質やミネラルの不足は、毛根の栄養不足を招き、薄毛や抜け毛などの髪のトラブルを引き起こす原因となってしまいます。
鉄を含む食べ物
鉄分を多く含む食べ物を摂るときは、鉄分の吸収を助けるビタミンCも一緒に摂るとよいでしょう。
- ほうれん草
- レバー
亜鉛を含む食べ物
- 卵黄
- 牡蠣
亜鉛に髪の毛をつくる効果が期待されることはよく知られています。
亜鉛の吸収を高めるビタミンBやビタミンCを一緒に摂ることをおすすめします。
銅を含む食べ物
- レバー
- ごま
髪に良い食べ物で頭皮の血流を促進
髪に良い食べ物として、血流を良好にする栄養素を摂ることも大切です。
髪は、毛母細胞が分裂することで成長します。
毛母細胞の分裂に必要な栄養分は、毛根部の毛細血管を通じて、毛乳頭に運ばれます。
栄養を毛根部に十分送るためには、血流が良い状態であるこが必要ですから、血流を良い状態にキープする食べ物も意識して摂取しましょう。
そこで、摂取したいのが、ビタミンEです。
ビタミンEは、血をドロドロにする過酸化脂質を抑え、血行を促進して、毛根へ栄養を運ぶ毛細血管の血液循環を良くします。
過酸化脂質とは、中性脂肪やコレステロールなどの脂質が活性酸素によって酸化されたもの。
体内での過酸化脂質を減らすには、活性酸素を抑える役割を持つ「抗酸化物質」が有効です。
この「抗酸化物質」として働いてくれるのが、ビタミンEなのです。
ビタミンEの抗酸化作用は、ビタミンCと共に摂取することで、より効果が高まるといわれています。
ビタミンC自身にも抗酸化作用がありますから、相乗効果を期待するなら、ビタミンCも一緒に摂ると良いでしょう。
ビタミンEを含む食べ物
ビタミンEを含む代表的な食べ物には次のようなものがあります。
- ごま
- ナッツ
- オリーブオイル
- かぼちゃ
- うなぎ
- 玄米
インスタント食品や加工食品をよく食べるという、偏った食生活を続けていると、髪の伸長に必要な栄養が不足してしまいます。
いろいろな食べ物をバランスよく摂り、髪に良い食生活を送りましょう。