朝シャンのデメリットとは
朝、起床時にシャンプーする「朝シャン習慣」は髪が抜けやすくなるとよく聞きます。
朝シャンするとフケが増える
朝シャンすると禿げる
朝シャンのデメリット情報はいろいろとあるようです。
本当のところはどうなのでしょう?
気になりますね。
実は、日頃から、朝にシャンプーをする「朝シャン」習慣がある方は、カサカサと頭皮が乾燥状態になる可能性があり要注意です。
朝シャンすることで、就寝中に分泌された皮脂を取り過ぎている可能性があるからです。
頭皮の皮脂は、皮脂膜となって、皮膚の【バリア機能】の役割を担っています。
皮脂膜は、
- 頭皮の乾燥を防ぐ
- 頭皮を紫外線から守る
- 頭皮を弱酸性に保ち雑菌を繁殖しにくくする
という働きをしています。
朝シャンすることでこれらの働きが失われてしまうこと、それが朝シャンのデメリットです。
朝シャンによって頭皮の皮脂が洗い流されてしまうと、頭皮の皮脂膜が壊れ、女性の髪や頭皮に様々な悪影響を及ぼしかねません。
朝シャンのデメリット・育毛環境の悪化
朝シャンのデメリット1つ目は、頭皮の皮脂が失われることによる育毛環境の悪化です。
朝にシャンプーすると、夜に分泌された頭皮の皮脂の大部分が洗い流されてしまいます。
頭皮は、他の皮膚と比べると角質層の水分量が低い傾向にあるといわれています。
もともと、乾燥しやすいうえに、さらに、朝シャンによって皮脂が洗い流されるのですから、
皮脂膜が壊れ、内部の水分が蒸発しやすい頭皮環境になります。
頭皮の乾燥は、ヘアサイクルの乱れの原因です。
頭皮の乾燥状態が続くと、正常なヘアサイクルが保たれなくなり、薄毛につながる可能性がでてくるのです。
朝シャンのデメリット・頭皮の日焼け
朝シャンのデメリット2つ目は、頭皮の皮脂膜が失われることによる頭皮の日焼けと乾燥です。
皮脂膜には、紫外線の刺激から頭皮を守る働きもあります。
朝シャンによって皮脂膜が洗い流されると、バリア機能が低下、紫外線が、直に頭皮に届くことになり、頭皮は日焼けし、乾燥に拍車をかけることになります。
もちろん、紫外線によって髪の毛自体も日焼けしますから、髪のたんぱく質が破壊され、キューティクルのはがれや髪のパサつきなども引き起こします。
朝シャンのデメリット・細菌の繁殖
朝シャンのデメリット3つ目は、頭皮に細菌が繁殖する懸念です。
朝シャンで、皮脂が洗い流されると、なくなった皮脂を補おうとして、かえって皮脂が過剰に分泌されてしまうことがあります。
皮脂が過剰に分泌されると、髪のべたつきはもちろん、頭皮にホコリがこびりつきやすくなります。
そればかりか、分泌し過ぎた脂によって髪の毛の毛穴が詰まり、カビや細菌が繁殖しやすくなったりします。
繁殖したカビや細菌によって毛根に炎症が起きると、毛母細胞が分裂できなくなって髪が成長できません。
髪が成長できないと、次第に、薄毛につながっていきます。
頭皮は、適度な皮脂を保つことで、弱酸性で雑菌が繁殖しにくい頭皮環境を維持することができるのです。
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朝シャンのデメリットの影響を受けないために
朝シャンのデメリットの影響を受けないようにするためにも、うるおいのある頭皮を保つことが大切です。
朝シャン習慣で薄毛につながらないように、頭皮環境を整えることが大切です。
そのためには、皮脂膜のバリア機能を低下させないことが重要です。
皮脂膜には、頭皮を乾燥させないよう、水分の蒸発を防ぐ役割があります。
また、紫外線などの外部の刺激から頭皮を守り、雑菌の繁殖しにくい頭皮環境を作ってくれます。
育毛環境が整った頭皮にするには、皮脂は欠かせない存在です。
シャンプーのし過ぎで皮脂を取り過ぎないよう、正しいシャンプーの仕方とお手入れ方法を心がけてみてください。
朝シャンのデメリットを補うには
朝シャンのデメリットは育毛剤で頭皮にうるおいを与えることで補うことができます。
朝シャンによって乾燥してしまった頭皮にはうるおいが必要です。
乾燥したお肌に化粧水をするように、乾燥した頭皮にもうるおいを与えてあげましょう。