正しいシャンプーの仕方をご存じですか?
実は、正しいシャンプーの仕方を知らない女性は意外と多いんです。
また、知っていても、なかなか実践できないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、あらためて、正しいシャンプーの仕方をおさらいしたいと思います。
正しいシャンプーの仕方とは?女性におすすめの方法
正しいシャンプーの仕方として、まず気をつけたいのが、シャンプー剤の扱いです。
シャンプー剤は直接髪につけず、手のひらでよく泡立ててから髪につけて洗います。
このとき、爪を立てずに、指の腹でやさしく洗いましょう。
爪で頭皮を傷つけないように気をつけて下さい。
シャンプーの手順
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1シャンプー前のブラッシング
髪の毛が長い女性は、シャンプー前のブラッシングで髪のほつれをほどいておきましょう。そうすることで、洗髪時の抜け毛を予防できます。また、髪に付いたホコリを取り除き、洗浄効果もアップします |
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2湯洗い
まずは、お湯だけで髪と頭皮をしっかりすすぎます。このとき、高温のお湯を使わないように気をつけて |
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3洗う
シャンプー剤は手のひらに取り、たっぷり泡立ててから頭皮全体に均等につけましょう。頭皮を傷つけないよう、指の腹を使って爪を立てずに洗いましょう |
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4すすぐ
すすぎ残しは地肌によくありません。しっかりと洗い流しましょう。皮脂が必要以上に奪われないよう、熱いお湯は避けましょう |
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5乾かす
ドライヤーの熱風のあてすぎに気をつけながらすぐに乾かしましょう。髪は濡れたまま放置すると傷みやすく、生乾きのままにしておくと、頭皮に細菌が繁殖してしまいます |
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正しくシャンプーしたあとのお手入れの仕方
正しいシャンプーの仕方で髪を洗ったあとは、さらに手入れをプラスすると良いでしょう。
髪と頭皮のためにも、是非、続けて行っていきたいお手入れ法です。
コンディショナーをプラス
コンディショナーは、髪の表面に保護膜をつくってツヤを出します。
同時に、ダメージを受けやすい毛髪を守ってくれます。
また、髪が潤って滑らかとなるので、ブラシの目のすべりも良くなります。
ブラッシングの際の毛根への負担がやわらぐので、抜け毛の発生を抑えてくれることにもつながります。
髪の傷みにはトリートメント
傷みの強い毛髪の場合は、コンディショナーよりもトリートメントがいいでしょう。
コンディショナーが髪の表面のケアであるのに対して、トリートメントは、髪の内部にトリートメント成分を浸透させて、毛髪の傷みを補修してくれます。
泡をよく洗い流したあと、コンディショナーを手に取り地肌につけないよう気をつけながら髪全体になじませて洗い流します |
マッサージをプラス
抜け毛や薄毛が気になる女性は、マッサージをプラスしましょう。
コンディショナーやトリートメントで毛髪自体の傷みはケアできますが、薄毛の女性の場合は、頭皮環境もケアしましょう。
正しいシャンプーの仕方で髪を洗ったあとにマッサージを行うと、頭皮の血行が促進され、毛根の新陳代謝を向上させることができます。
血行が良くなると、毛包に栄養や酸素が行き渡り、健康な髪を育む頭皮環境に近づけることができます。
水気をふき取ってから、指の腹で頭皮をつまむようにマッサージをしましょう |
正しい仕方でもシャンプーのやり過ぎはNG
正しいシャンプーの仕方を実践していても、やり過ぎは良くありません。
パラパラと乾燥したフケが出ていませんか?
それはシャンプーのし過ぎかも知れません。
特に注意したいのが、いわゆる朝シャンです。
就寝前である夜にシャンプーしたのに、起床してから朝シャンもするというのは、シャンプーのし過ぎと言っていいでしょう。
皮脂膜のバリア機能を失う可能性がありますので要注意です。
これは朝シャンのデメリットでもあります。
シャンプーのし過ぎは、頭皮を乾燥させ、ヘアサイクルの乱れを引き起こします。
ヘアサイクルの乱れは、女性の抜け毛や薄毛の原因となってしまいます。
また、皮脂を取り過ぎてしまうことのないよう、シャンプーの頻度だけでなく、『シャンプー剤』の使いすぎにも注意する必要がありますね。
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保湿効果の高いシャンプーを選ぶ
抜け毛や薄毛が心配な方は、少しでも頭皮を守ることを心がけましょう。
頭皮を守るとは、保湿を第一に考えること。
抜け毛や薄毛に悩む女性なら、シャンプーやヘアコンディショナーは、保湿効果の高いものをチョイスして。
保湿成分は植物性のものが頭皮にやさしくてベターです。
シャンプーやヘアコンディショナーは、植物保湿成分配合のものを選ぶと良いでしょう。
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頭皮に赤みやかゆみがある場合は、放っておくと炎症を起こす場合があります。専門医や薬剤師に相談してください。
正しいシャンプーの仕方:まとめ
正しいシャンプーの仕方は、次の手順で進めましょう。
- シャンプー前にブラッシング
- お湯だけで髪と頭皮をすすぐ
- 予め泡立てたシャンプー剤で爪を立てずに洗う
- すすぎ残しのないようしっかり洗い流す
- コンディショナーをなじませ洗い流す
- すぐに乾かす
髪の傷みがひどいときには、コンディショナーをトリートメントに変更したり、薄毛が気になるときには、マッサージをプラスしましょう。
正しい手順でシャンプーしていても、頭皮の乾燥をまねくのはよくありません。
シャンプーのやり過ぎには注意し、保湿効果の高いシャンプー剤を選ぶなどを心がけましょう。